イスバリ Vol.12　　　～リソース・オリジナルコレクションブック

スタイリッシュな印象を生みだす幾何学模様。

単色では出せない奥行き感やシャープな華やかさを演出できる柄として人気が続いています。直線の組み合わせは心理的に受け入れやすく、また、ジェンダーレス・テイストという意味ではコントラクトの空間でも活躍する柄ともいえるでしょう。

ボタニカル柄

華やかさを添えリラックス効果を得られるなど、心理的にもプラスに作用するボタニカル柄。

花だけでなく植物全般にモチーフを求める広がりもみせています。曲線を含む柄は、柔らかく優雅さもありインテリアに取り入れやすく、自然から得られる形のユニークさもデザイン・モチーフとして興味尽きないジャンルです。

充実のテクスチャー・バリエーション

ベージュ系、グレー系、ブルー系、グリーン系、そして馴染みが良く人気のマスタードなど、ベーシックな色展開となっていますが、奥行き、ムード、味わいといった国産品ではなかなか見られない欧米製品ならではの色味は空間を美しく彩ります。

ベルベットやフェルト調、プリント生地もラインナップに加え、質感の選択肢も広げました。

ポップなアウトドア用生地

テラスや屋外空間活用の高まりか、各ブランドともアウトドア用ファブリックのコレクションを充実させています。アウトドア向けのファブリックは、紫外線などによる褪色現象に耐性を持たせ、水濡れによる縮みを起こしにくい素材を基本として、用途により抗菌性や撥水性を付加しています。

屋外ばかりでなく、明るい室内にも使える手触りに遜色のない商品も増えています。

展示会で発表された新作商品やコレクションを弊社取り扱いの海外ブランドと併せてご紹介いたします。

Carpet collection 　/  Haima Carpet（中国）

カーペットもまた「工業製品」であるということを思い返すと、製品の信頼性は、技術度や設備機械の精緻度、管理精度に依るところになるのかもしれません。

世界の工場と言われる中国においてカーペット産業は国内外での需要も多く、メーカー企業は大規模体制でその生産を支えています。

Haima Carpet は、1958年社会主義計画経済のもとで威海地区の第一カーペット工場として設立されました。その後発展を遂げ、製造・貿易・研究開発を専門とする国内有数のカーペットメーカーとなりました。

カーペット織機先進国であるイギリス、アメリカ、ベルギーなどから 200 を超える高性能なカーペット製造設備を導入。その年間生産量は、アキスミンスター・ウィルトン・タフト・タイル・プリントを合わせ 1千万平米（東京ドーム 214個分）に達します。ナイロン糸の紡績から完成品の梱包出荷まで自社内で行う一貫体制となっています。

中国のカーペット業界で初のISO9001を取得。信頼のモノづくりで、幅広い種類のカーペットを供給するだけでなく、高い品質でアジアのみならずヨーロッパやアメリカの3～5つ星ホテルへの納品実績を誇ります。